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掲 載 記 事
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「星たちの世界との遭遇・人類は宇宙をめざす(後編)」
土井隆雄宇宙飛行士、日本人初のEVA (船外活動)の意義 ……中村浩美
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 EVAクレーンを操作する土井隆雄宇宙飛行士 (写真提供:NASDA) |
 2度のEVA(船外活動)を成功させた土井隆雄宇宙飛行士 (写真提供:NASDA) |
アメリカ東部時間1997年11月19日14時46分、土井隆雄宇宙飛行士はスペースシャトル「コロンビア」で宇宙に飛び立った。
その様子を「親子で学ぶサイエンススクール」の講師である中村浩美先生は、発射台から10kmのポイントで見守っていた。スペースシャトルの打ち上げは何度観ても感動するという。特に日本人宇宙飛行士が搭乗している場合は格別だという。さらに今回のフライトでは土井宇宙飛行士が日本人で初めてのEVAを行った。その模様はテレビでも放映され、観た方も多いだろう。今回は中村先生に土井宇宙飛行士のEVAの意義について解説していただいた。
打ち上げから6日目の 11月 24日(米時間CST)、土井宇宙飛行士は日本人初のEVAを行った。実はそのミッションは当初予定されたものではなかった。それは、太陽観測衛星「スパルタン」の宇宙空間での回収だった。この「スパルタン」は放出されたものの調整に失敗し、回転しながら放浪していた。それを手で捕獲しようというのだった。そして、土井宇宙飛行士は「スパルタン」の捕獲に見事に成功した。
それに続いてSTS- 87ミッションの本来の目的であるEVAクレーンの実証試験を行った。このとき土井さんはクレーンの操作を担当した。この1度目のEVAは合計7時間にもおよんだ。この間、休憩なし、食事もなしだった。
2度目のEVAは 12月3日未明(米時間CST)に行われた。土井宇宙飛行士は、1度目と同じくEVAクレーンの検証試験を行った。その他スコット宇宙飛行士が、EVA作業の支援と船外の状況把握のために開発された、直径約 33cmの球形の自立型船外ロボットカメラ「スプリント」の放出と撮影実験を行った。2度目のEVAも約5時間におよび、この間も休憩なし、食事なしだった。宇宙での作業のたいへんさをあらためて感じさせるものであった。
今回の土井隆雄さんのEVAには、ふたつの大きな意義があったと思う。ひとつは、ISS(インターナショナル・スペース・ステーション/国際宇宙ステーション)建設のシミュレーションあるいはリハーサルとしての意義だ。実際の建設作業では、どんな突発事態が起こるかわからない。臨機応変に対処できることを、予定外の衛星「スパルタン」の回収作業で実証して見せた。また本来の目的だった、新開発のEVAクレーンの機能、性能も2度のEVAで完全に検証できた。実際にこのEVAクレーンはフライト終了後、今回の結果をもとに改修が施され、2001年に宇宙ステーション用として打ち上げられる予定なのである。
実はISS組立開始までの今後のフライトでは、EVAは計画されていない。今回がEVAクレーンを検証する最後のチャンスだったわけで、NASAとしては、あえて予定外の2度のEVAを実施する必要があった。その期待に、土井、スコット両MS(ミッション・スペシャリスト/各種機器の操作、船外活動、人工衛星の放出や回収などを行う宇宙飛行士)は、完璧に応えたわけだ。
もうひとつの意義は、日本の有人宇宙開発にとっての意義だ。STS- 72における若田光一さんのロボットアーム操作に続いて、この土井さんのEVA成功によって、日本は世界トップクラスの有人飛行ノウハウの獲得と蓄積に成功したことになる。
日本の有人宇宙開発テクノロジーは、これで新しい段階に入った。格段のランクアップを実現したと言えるだろう。これからのISS・JEM(The Japanese Experiment Module/日本の実験棟)組立作業に、日本人宇宙飛行士がEVAで参加することが可能になった。
感動を与えてくれた土井さんのEVAだったが、マスコミも一般の人々も、これを一過性のイベントとしてではなく、継続する日本の有人宇宙開発の一環として認識してほしいものだ。そしてこれからも宇宙開発に関心と理解を持ち続けてほしいものだと思う。
12月5日6時 20分4秒(米時間CST)国際宇宙ステーション建設に向けて、確かな手応えを得た宇宙飛行を終え、土井さんを乗せたスペースシャトル「コロンビア」は無事ケネディー宇宙センターに帰還した。
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「親子で学ぶサイエンススクール」は、土井宇宙飛行士のEVAの模様など、最新の映像を使用して実施します。そして、その映像などを見ながら、みなさんと宇宙のこと地球のことを考えようと思っています。「サイエンススクール」の開催をぜひご検討下さい。
最新映像は三重県香良洲町(6月)、東久留米市(8月)の開催から使用する予定です。
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「火星(マルス)通信5」
MGSの火星探査〜1 ……中村浩美
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マーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)は、1996年11 月7日にマーズ・パスファインダーに先行してデルタ2ロケットで火星に旅立った。燃料節約のため航海に約10 ヶ月をかけたので、火星到着は約2ヶ月遅くなり、1997年9月11 日に火星を回る極軌道にのった。
MGSはオービター探査機だから火星表面に着陸はせず、軌道上からリモートセンシングで、表面や大気の探査を行う。MGSの主要ミッションはマッピングだ。高精度の火星表面の地図作成である。この地図は、今後8機続くNASA火星探査機の着陸地点選びに使われることになる。このマッピング・フェイズは、当初の予定より1年遅れで99 年3月から開始されることになっている。
ところで、火星の人面岩をご存じだろうか。76 年にバイキング探査機が撮影した写真に写っていた、シドニア地方にある大きな大地のような岩のことで、目・鼻・口を備えた人間の顔のように見えるところから、人面岩という呼び名が流布するようになったものだ。これこそ火星の知的生命(あるいは火星に飛来したどこかの知的生命)の存在を示すものだと、世界の好事家にセンセーションを巻き起こした写真である。NASAは公式に光と影が生み出した偶然のものと説明したが、火星に知的生命が存在したと信じる好事家たちは納得していない。
そこで今回、永年の論争(?)に決着をつけようと、NASAはMGSに搭載された撮像装置マーズ・オービター・カメラを使って、問題のシドニア地方を撮影することに決めた。マッピング・ミッションに先立つ、おまけミッションだ。カメラのテストも兼ねた撮影である。ただし撮影とは言っても、火星から送られてきたデータをコンピュータで解析しなければ、絵にはならないのだが。
そして先日4月5日の真夜中過ぎ、マーズ・オービター・カメラが撮った問題の人面岩の高解像度画像を、MGSが地球に送信してきた。これはMGSにとって220回目の火星表面接近にあたり、高度444キロメートルから375秒にわたって、人面岩の撮影が行われた。火星では、朝の太陽が地平線から25 度上に位置した時刻だった。この画像は1ピクセルあたり4・3メートルという高解像度のものである。バイキング探査機の10 倍の解像度だ。そこに写っていたのものは・・・(つづく)。
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マーズ・グローバル・サーベイヤー
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「∞考現学考」
宇宙人との出会い……薄羽美江
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「ぜひね、『オーロラ』とね『ロケットの打ち上げ』。そして『皆既日食』。この3つはみれるといいですね。そうすると、きっと何か〈感じる〉でしょうねえ。きっと何か〈変わる〉んじゃないかなあ。」と、にっこり笑って、ひそやかなつぶやきのようにお話してくださった宇宙物理学者のS博士にご案内いただいて、昨年 11月 19日のフロリダ・NASAケネディスペースセンターで土井宇宙飛行士が搭乗するシャトル〈コロンビア号〉の打ち上げを見学させていただくことになりました。太陽と同じくらいの温度の巨大な火柱を立てて宇宙に向かうという、シャトルの打ち上げ。それは、果たしてどのような体験となるのでしょう? まったく想像もつきません。さっそく、未知への旅の準備を始めました。そうだ、ビデオもカメラもテープレコーダもしっかり用意していこう! ちゃんとちゃんと、しっかり記録してこなくっちゃ!サイエンススクールのスタッフの皆さんにもそれから、いつの日か、自分の子供や孫にも、ゼッタイ見せてあげるんだ!だって、いつだっていつもS博士は私たちに驚くばかりの素晴らしい体験を与えてくださるのだから・・・。
8年ほど前に、アラスカのフェアバンクスというところでテレビ番組のため「オーロラ」を取材したことがあります。マイナス 30度ものしんしんと星が瞬く極寒の夜空。その漆黒の星空に、午前2時をまわって突如として姿をあらわした「オーロラ」! それはもう、ただ呆然と寒さも時も忘れて立ち尽くしてしまう美しさです。地平線の端から端をつぎからつぎへ縦横無尽に結び七変化に舞う太陽風オーロラからは、まさに天空に奏でられる壮大なシンフォニー(交響曲)がきこえてくる思いがしました。まさに宇宙からふりそそぐ地球への贈り物です !!
ところが、後日、その経験をS博士にお話ししたところ、もっとびっくりすることを伺いました。S博士はこんなことを言われるのです。「そうですね。そしてその地球上のオーロラを宇宙に出て上から眺めてみると、シンフォニーではなくて、荘厳なバロック音楽がきこえてくるのだそうですよ。」宇宙から見下ろす宇宙飛行士のまなざし。しかも宇宙空間にバロックが響きわたるなんて。すごい !!すごい !!
ただもう、驚きです。そして、その直後、今度はなんと、実際に「親子で学ぶサイエンススクール」で宇宙飛行士の毛利さんとご一緒したときに、そのお話についてお尋ねするチャンスが訪れました。「毛利さん、そんなふうにみえるものなのですか?」移動中の新幹線の中、突然の質問に、毛利さんはにっこり笑ってうなずいて下さいました。「ええ、宇宙では地球表面から白いもやと霞み立つカーテン状のオーロラが妙なるバロック音楽のように現れてきますね。」毛利さんは、ちょっぴり遠くにまなざしを向けて、静かに確かにそう答えてくださいました。その時、毛利さんの中には、ふっと宇宙空間での景色がよぎっていらしたのでしょうか。確かに、毛利さんは、地球を離れて、私たちが未だ知らない異空間を飛行して、見聞して、地球に戻られた方なのです。
実は今回のシャトル打ち上げの前日のこと、とても幸運なことにS博士が毛利さんとお会いになる際に、同行したS博士の教え子さん達と共に毛利さんに再会することができました。赤いスポーツカーに乗って颯爽と登場された毛利さん。お忙しい間にわずかな時間ではありましたけれど、学生さん達が矢継ぎ早に浴せる質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
以下は毛利さん語録です。
『明日は土井さんが宇宙に向かう訳だけれど、僕が打ち上げの時、添乗員としてシャトルのなかでどのような体験をしたかという質問ですね。そうですね、宮沢賢治の中にも「よだかの星」というのがあるでしょ。あのよだかが、最後に火をあげてプラズマになって…あれがスペースシャトルの打ち上げの瞬間そのままの状態ですね。ああきっと「よだかの星」のよだかもこうして宇宙にいったんだなって、考えていましたね。そして上も下もわからない状態で浮いていたでしょ。本当に星になっていましたね。(笑)』(ぜひ皆さんももう一度「よだかの星」など読んでみてはいかがでしょう。毛利さんは 20数年前オーストラリアに留学中、日本語が恋しくなったときに宮沢賢治などの文庫本をかたっぱしから読んでいらしたそうです。)
『NASAがなぜ宇宙に行っているかというと、いつも「フロンティアを探す」と、答えていますね。アメリカ自身がね、ヨーロッパから200年前に移ってきて、その延長線でもう地球がいっぱいになったから、ほかのところへ開拓をすすめていくという発想なんですね。でも、日本人はもう2000年も日本に住んでいるでしょう。せまいところだけれどもなんとか仲良く住んでいたわけですよね。今、その日本でどうして宇宙に行かなきゃいけないかを考えたときに、「もう地球がいっぱいだから宇宙にいく」っていう発想ではないと思うんですね。「フロンティアをチャレンジしていく」というよりも、もっと別な見方、アジアの見方があるんじゃないかなというふうに思えています。宇宙飛行士の目的が「サイエンス」と決まった答え方だけではなくて、もっとちがう見方があってもいいんじゃないかなと、僕は思うし、日本人マインドを持った宇宙飛行士が育っていかなくてはならないんじゃないかと思いますね。それぞれちがうでしょ。個性を持とうね。日本のマインドも出したほうがいいなと思うんですね。』
『「宇宙を語る」っていう本のなかで「誰でも宇宙に行くと哲学者になれるんだな」と、司馬遼太郎さんだったかな、書かれていましたね。そういう時代なんですよ。』
『地球外知的生物はいるかどうか ?? いるでしょう、当然。人間もそのひとつですからね。(笑)』
そしてさいごに・・・
『ぜひ明日の打ち上げをみて、詩人になったり、哲学者になったり、音楽家になったりしてみてください。とても楽しいと思います。』そうおっしゃって、次のご用事に向われました。直後、毛利さんが立ち去られた上空に偶然にも美しい虹がたちあらわれ、そして毛利さんのお話をうかがった後の学生さん達の瞳には、たしかに星の瞬きのように内側から満たされた光がともっていました。宇宙人・毛利衛さんとの出会いを感じた瞬間でした。
さて、その翌日の打ち上げがどのようなものであったかという事実は、すでに、中村浩美先生の記事をお読みになって、皆さんご存知だと思います。実は、その時の私はといえばNASAの方のはからいで「はるばる来たのだから先端で録画してもいいよ」といっていただき、ラッキーとばかり、シャトルコロンビアの発射台をのぞむバナナクリークという川をはさんだ3・4 kmポイントの観覧エリアで、先端の川べりまで入れていただいて、私はしっかり用意してきたビデオやカメラを完璧にスタンバイしていました。なのになのに、いざというカウントダウンからの瞬間、全身に浴びせかける熱い大気の揺らぎの迫力とバリバリという発射音の凄まじさに震えがとまらず、ただ呆然とシャッターを押すのも忘れてしまった事実をお恥ずかしながらご報告致します。全身の力が抜けてしまって、ファインダーをのぞくどころではなく、呆然と自分自身の瞳が追いつづけていたシャトルコロンビア。そのゆっくりと膨大な光を放射して上昇してゆく姿。それはいままでに映像や写真でみたものとは想像を異にする、まさに未知のものと出会った驚愕の体感の瞬間でした。その時、きこえてきた音楽は、青い空を突き抜けてゆく「アリア」。瞬間思い浮かべた言葉は、人類の「逞しい推進力」そしてそれを支える「不屈の意志力」。
さて、おまけの後日談。
実はなんと今年の2月26日のこと。今度はいよいよS博士とベネズエラのパラグアナ半島で皆既日食を観測することとなりました。なんと、3つの願い事が叶ってしまった事になります! いよいよ三種の神器( !?)「オーロラ」と「巨大ロケットの打ち上げ」「皆既日食」と3つ揃ったこととなり、さて、いったい、何か〈変わる〉ことが出来たと思われますか?実は・・・その真青な天空に望んだ皆既日食と、その後のお話は、次回につづく。
お楽しみにね。
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「サイエンススクール ニュース・ライブラリー」 宇宙誌…藤井ゆずる
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まもなく二十世紀が終わる。世紀があらたまるからといって、直ちに私たちの生活が変わるわけではないだろう。時代の変化と暦は一致しているわけではないからだ。だから、いま「二十世紀の終わり」と文字にしたところで正直なところ、実感はない。「二十世紀は1969年の夏に終わった」と言った作家がいたが、時代の変化を心情的に捉えれば色々な意味で二十世紀は既に終わっているといっていいのかもしれない。では、来たるべき時代は見えているのかというと、残念ながら混沌としているとしかいいようがない。それが現在の日本の社会状況とあいまって醸し出されている時代の気分ではないだろうか。ただ確実にいえるのは、来たるべき時代を切り開き、支えて行くのは今の中学生・小学生たちである。つまり、彼らこそ二十一世紀人であるのだ。
では、二十世紀人から二十一世紀人に何をどう伝え残すのか、あるいは何を託すのか。これを考えることこそ、世紀末(暦の上での)の正しい過ごし方ではないだろうか。つまり、この百年の間に、私たちは何を得たのか、何を失ったのか、その理由と原因も含めて、この機会に見つめ直すことである。
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「宇宙誌」 松井孝典著
(徳間文庫教養シリーズ、徳間書店、定価762円税別) |
そのための最良のガイドブックともいえる本が文庫版としてでた。今回お薦めの松井孝典氏の「宇宙誌」である。第一章の「二十世紀はいかなる時代だったか」から宇宙論を中心とした構成であるが、単なる解説書ではない。六章ごとに、「われわれはどこへ行くのか?」「われわれはどこから来たのか?」「われわれとは何か?」という章がおかれており、科学と人間、宇宙と人類についての壮大な思索の試みがなされている。この問い掛けは科学だけではなく、哲学、芸術と、人間を対象とした思索の根底にあるものである。二十世紀、テクノロジーの発達によって、グローバルということばが実体を持つようになり、宇宙へと触手を広げてゆくであろう次世紀を目前にして、この問い掛けはより差し迫ったものとして私たちの前にあるのだ。
松井氏は惑星学者として世界的に著名な方で著作も多いが、手軽で廉価に読める文庫化は嬉しい。この本は1993年に出版されたものだが、今回の文庫化にあたってそれ以降の最新の事象が追記として加えられているので、単行本で読まれた方にもお薦めする。
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「毛利ツトムの“この1枚”」 バミューダ・トライアングル/富田勲
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突然ですが、何故人間は宇宙に興味を持つのでしょうか !? 大人も子供も宇宙への興味は大きく、尽きる事はありません。音楽の世界でも同じです。ジャンルを問わず宇宙をテーマにした作品は数多くあり、色々と楽しませてくれます。
今回紹介するCDもそんな一枚です。冨田勲の '78年の作品『バミューダ・トライアングル』です。冨田さんは、そう大人(私ぐらいの年齢 !?)の方は手塚治虫の「ジャングル大帝レオ」の音楽、と言えば「あ〜」という感じでしょう。冨田さんはシンセサイザー(電子鍵盤楽器?)を使い、クラシックの曲をアレンジし、音の宇宙空間を作り上げています。今回の作品には映画「未知との遭遇」のあのメロディーが入っており、バミューダ・トライアングルとUFOの関係(?)をオリジナル曲とクラシックの曲などを組み合わせながら作り上げています。
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バミューダ・トライアングル
¥2,500(税込) BVCC-2510
発売元:BMGビクター株式会社 |
私はこの作品が好きで、レコードで持っていたのですが最近CDを再購入しました。好きな理由にはジャケット・デザインが横尾忠則さんというのもあります。(音はCDの方が良いのですが、ジャケットはアナログ盤の方が良いですね!)冨田さんの作品には『惑星』(クラシックの組曲)とか『宇宙幻想』といったシンセサイザーを駆使した作品が数多くあります。夜遅く、外を見ながらこれらのCDを聞いてみて下さい。もしかしたら…? この宇宙には我々地球人以外の… !?詳しいことは中村先生に聞いて下さい。メールを待ってます。勿論地球以外の方でもOKです。それでは、又。
(毛利ツトム/音楽プロデューサー)
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